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2009年12月

アスラン・ザラ

人物

物語の主人公であるキラ・ヤマトとは月のコペルニクス幼年学校の頃からの幼馴染兼親友であり、彼の一家とも深い交流があった。器用で何事もそつなくこなし、頭脳明晰、冷静沈着で理論的な性格だが、女性に対してはかなり鈍感。キラに対しては「兄貴分の自分が弟分のキラを守ってやらなければ」という思いから、時に感情的になる。
地球連合とプラント間に開戦の気運が高まると、父親のパトリック・ザラの命令でプラントへ移住。農学者である母のレノア・ザラを血のバレンタイン事件で失っており、それをきっかけに軍人として平和のために戦うことを決意した。

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コーディネイターの中でも優秀な能力を持ち、士官アカデミーをトップの成績(MS戦・ナイフ戦・情報処理1位、射撃・爆薬処理2位、総合成績1位)で卒業する。無口で本心を語らない所があるため、同朋であるイザークやディアッカとは不仲であった。ザフト軍のエリートパイロット(赤服)としてクルーゼ隊に所属する。シーゲル・クラインの愛娘ラクスは婚約者であったが、後にフリーダム強奪事件を機に実質的に婚約破棄となる。

やや額の広いデザインから、デフォルメアニメ『たねきゃら劇場』では、公式的に「デコピカ」キャラとして扱われている。作中でもデコピカ杯なるトロフィーを獲得して嬉嬉としている。

経歴

機動戦士ガンダムSEED

地球連合軍が極秘裏に開発した新型MSG兵器奪取のためコロニー「ヘリオポリス」に向かい、そこでかつての親友キラ・ヤマトと悲劇的な再会を果たした。その後、奪取したイージスに搭乗し、やむなくストライクのパイロットとなったキラと幾度となく交戦することになる。

地球降下直後、移動艇の故障のためイージス諸共投げ出され、漂着した無人島にて、同じく漂着していたカガリ・ユラ・アスハと運命的な出会いをはたし、少しの間、心を通わせることとなる。

その後、アークエンジェルの行方を探るため、オーブに潜入した際には、彼のいることを察知したトリィの仲介でキラと再会、今も変わらぬ友情を彼から伝えられ、さらに苦悩するが、キラとの出会いからオーブにいるとわかったアークエンジェルを、軍人として討つ事を決意する。

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オーブ近海戦において、戦友のニコルをキラとの戦いで失い、憎悪に燃えたアスランはSEEDを発動させたキラとの激闘の最中に覚醒、イージスを自爆させてストライクを撃破する。が、再会したカガリによって親友であるキラをその手にかけてしまった事実を突きつけられ、苦悩する。また、時を同じくして、その立場ゆえに親友とでも戦わなければならなかったその思いを彼女に吐き出すと、「もう誰にも死んでほしくない」と、ハウメア女神の守りの首飾りをもらいうける。

一時帰国したアスランはネビュラ勲章を受勲、特務隊(FAITH)に栄転となる。その初任務として、父親でありプラント最高評議会議長であるパトリック・ザラから「最新鋭MSフリーダムの強奪者の追討・機体の奪還(もしくは破壊)およびそれと接触した人物・施設の完全抹殺」を命令され、同じく最新鋭のMSであるジャスティスを受領する。その後、強奪犯手引きの容疑で指名手配中のラクスと再会したアスランは、フリーダム強奪の真相とキラが生存していることを告げられる。同時に「アスランが信じて戦うものは何か」と問われ動揺し、初めて自分が「組織の正義の為」に戦っている事実に気付いてしまう。

何を信じて戦えばよいのか悩むアスランであったが、地球連合軍のオーブ解放作戦に遭遇した際、地球連合軍の新型MS(カラミティ、フォビドゥン、レイダー)に苦戦するキラの姿を発見し、フリーダム奪還任務を放棄、自らの意思で戦闘に介入しキラを援護し地球連合軍を撃退する。戦闘後、カガリの仲介もあってキラと和解を果たし、キラたちの望む平和が自分の望む世界と同じであると信じて、その陣容である三隻同盟に加わり、ザフト軍から離脱した。

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宇宙に上がった後、父パトリックに戦争の真意を問い質すため単身プラントに向かう。しかしナチュラルそのものの撲滅を目指す父の姿に驚愕する。決然と反抗し反逆者として拘束されてしまうが、ダコスタを始めとするクライン派に救出される。父と訣別したアスランはラクスたちと共に最新高速艦エターナルでプラントを脱出した。

ちなみにカガリと恋仲になるのは、この劇中である。

その後、三隻同盟の中核的戦力として地球連合軍撃退やプラントへの核攻撃阻止で戦果を上げる。最終決戦となる第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては、ジェネシスの中枢で「父の犯した罪を代わりに償う」としてジャスティスを自分諸共自爆させようとしたところ、駆けつけたカガリの説得により共に脱出し、地球へのジェネシス発射を阻止した。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後はオーブに亡命(小説版ではアイリーン・カナーバが彼を厄介払いしたかったとの記述あり)し、「アレックス・ディノ」(市民番号:2500474C)と名乗り、オーブ代表首長となったカガリのボディーガードを務めていた。プラント最高評議会議長デュランダルとの会談にカガリの護衛として赴いた際、地球連合軍特殊部隊ファントムペインによるザフト軍新型MS強奪事件に巻き込まれたアスランは、カガリを守るためザクウォーリアに搭乗する。そのまま彼女と共にザフト新造艦ミネルバに避難した。
その後、旧ザラ派残党のザフト軍脱走兵テロリストによるユニウスセブン落下テロ事件を防ごうと奮戦するも失敗、その未曾有の被害にブルーコスモスの扇動も加わって、再び地球連合とプラント間で戦火の幕が開くことになった。

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開戦後、オーブより単身でプラントに向かい、デュランダル議長と会見したアスランは、FAITHとしてザフト軍に復隊することを懇請され、再会したイザークとディアッカの説得もあり、議長の理念を信じ自分に出来ることをするためセイバーを譲り受け、ザフト軍に復隊する。セイバーのパイロットとしてミネルバで任務に就き、FAITHとしてルーキーのMSパイロット達(シン、レイ、ルナマリア)の指揮を任されたアスランだったが、口下手な性格と正義の考え方の違いから、シンとは度々衝突が続くが、共に戦っていく中でその関係は次第に落ち着いていった。一方でルナマリア、メイリン、ミーアからは過剰とも言えるモーションやアプローチを受けるものの、3人の好意にはまったく気が付いていなかった。 オーブに帰還した際、アスランは恋人であったカガリの許嫁ユウナに対して嫉妬するものの、そんなユウナをまるで相手にしないカガリを見て、少々優越感をおぼえた。(小説参照)その後、オーブを出立する前にカガリに指輪を渡したが、ザフトでカガリとユウナの結婚を聞きショックを受ける事となる。再開した時にカガリは指輪をつけていたがアスランはカガリが指輪を外す決断をするまで結婚や指輪について言及する事はなかった。
ザフトが地球連合とオーブの同盟軍と交戦した際、アークエンジェルとフリーダムが介入し戦局は混乱する。それに憤ったアスランは個人的にキラとカガリに接触、戦闘を止めオーブに帰るよう諭すが、逆にキラからラクス暗殺未遂を知らされ動揺する。しかし、デュランダルを信じようとするアスランは、二人に戦闘に介入しないようにと言い捨ててその場を去る。
その後、クレタ島海域の戦闘において、キラのフリーダムと交戦となり尚も説得を試みるも乗機のセイバーを再起不能になるまで破壊され一線を退く。それ以降、自分の信じて歩むべき道に悩む日々が続き、やがてミネルバ内でも孤立し始め、着々と戦果を挙げ続けていたシンからは、その不甲斐なさから、見下されたような態度をとられるまでに至ってしまう。

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ベルリンでデストロイがフリーダムに撃墜された後、シンがフリーダム相手の戦闘シミュレーションに励むことをキラは敵ではないという理由で止めさせようと説得するが、彼の強い決意が変わる事は無かった。そして、デュランダルがロゴスの殲滅を宣言した際、ミネルバにアークエンジェル討伐の命も下され、異議を唱えるが却下されてしまう。その後展開されたエンジェルダウン作戦において、シンはキラの乗るフリーダムを撃墜、アークエンジェルは行方不明となる。そしてアスランは帰還したシンから受けた挑発に激昂してキラの撃墜に対する怒りから彼を殴りつけてしまい、シンとの対立は一層険悪なものになっていく。その後もキラの撃墜を受け入れることが出来ず、軍人としての立場の中で苦悩を深めていくことになる。そして、苦悩の中でデュランダルに対する不信を感じるようになった。
その後、ジブラルタル基地において議長から呼び出され、レジェンドを授けられる。しかしデュランダルはレイの報告などからアスランを不穏分子と判断し、彼を見限る事を決定、レイに処遇を一任した。そのやり取りを立ち聞きしていたミーアから釈明をするように説得されるが、逆にザフト軍の脱走を決意する。途中、巻き込む形になってしまったメイリンと共にグフイグナイテッドを奪って基地からの脱出を試みるが、シンのデスティニー・レイのレジェンドがこれを追跡し、シンに降伏を求められるがこれを無視、デスティニーとの交戦に発展した。善戦するも圧倒的な機体性能を誇るデスティニーとSEEDを発動させたシンにより追い込まれてしまい、最終的に撃墜される。その際、メイリンを庇い重傷を負ったアスランは、地球連合軍に潜入していたカガリの側近であるキサカに救出され、密かにアークエンジェルに搬送された。

アークエンジェルにて意識を取り戻したアスランは、再会したキラやカガリとも和解し、キラにはラクスを救うために宇宙に飛び立つよう背中を押している。

オペレーション・フューリーを発動したザフト軍によってオーブが襲撃を受けた際には、まだ傷の癒えない体でアークエンジェルに乗艦し、キラのストライクフリーダムと共にラクスが搭乗して降下したインフィニットジャスティスを受け取り、無茶を承知で出撃する。

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戦場でシンとの再会を果たし、彼を説得しようとするがレイの介入により失敗。怒りでSEEDが発動したシンの猛攻を受けるも、自らもSEEDを発動させデスティニーの右腕を切り落とす。この後、作戦目的であるロード・ジブリールの宇宙への逃亡を確認したザフト軍は撤退。しかし癒え切っていない身体は限界に達し、コクピットの中で気を失ってしまい機体ごと落下。かろうじてキラに救出され事なきを得たが、傷が再び開いてしまい、パイロットとしての復帰は先送りとなった。
ザフト軍によるオーブ侵攻を食い止めた後、アークエンジェルはオーブ軍に正式に編成され、アスランもインフィニットジャスティスのパイロットとしてオーブ軍に編入された(階級は不明であるが、CDアルバムの初回限定版に付属していたIDカードによると、「COLONEL」つまり陸軍大佐となっている(オーブ軍の尉官〜佐官の階級名は自衛隊と同じなので階級は一佐=一等陸佐)。軍服の襟の階級章はマリュー、ネオなどと同一であることが見て取れるので、彼らも恐らく同階級)。

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宇宙に上がる前、カガリが指輪を外していたこと気づくものの動揺なく受け入れていた。

オーブ第二宇宙艦隊所属として幼い頃を過ごした月面都市のコペルニクスで、キラやラクス、メイリンと束の間の休息をとっていた時、そこにミーアのハロが現れ、ラクスに助けを求めるメッセージを受け取る。ラクスを狙った罠であると行かないように主張したが、ラクスの意志は固くやむを得ず護衛として同行する。待ち受けていた刺客をほとんど一人で蹴散らすも、その最中サラの銃弾からラクスを守りミーアが命を散らす。ミーアがラクスを庇って非業の最期を遂げたときに、アスランもその場に拳を打ちつけ悔やんでも悔やみきれない、悔しさをぶつけていた。残されたディスクに入っていた日記から彼女の本音を知ったラクスは、ミーアのことを忘れないと誓った。

デュランダルによるデスティニープラン発動宣言の頃には復調し、インフィニットジャスティスに搭乗し、レクイエムの中継ステーションワンをストライクフリーダムと共に落とし、続くレクイエム攻防戦ではルナマリアのインパルスを戦闘不能にし、シンのデスティニーも激しい戦闘の末に、戦闘不能に追い込む。直後ミネルバを航行不能にした後、アカツキと共にレクイエムの破壊に成功した。

『DESTINY』終了後はオーブ軍准将に昇格して、カガリの補佐をしている。

他作品での出演

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
中断メッセージでは「歌は良い」という趣旨のセリフがあり、同じく石田彰が演じる『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルのセリフを模したものである。またアムロ・レイがアスランと戦闘する際に、「赤いモビルスーツ…因果だな」と言われている。

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キラ・ヤマト

人物

元々は中立国オーブのコロニー ヘリオポリスで平和な学生生活を過ごす工業カレッジの学生だった。

一世代目のコーディネイターであり、両親はナチュラル。ただし実の親と育ての親は異なり、ヤマト夫妻は育ての親にあたる。なお、ヤマト夫妻はキラの実の母ヴィア・ヒビキの妹夫妻であり、ヤマト夫妻は血縁上は叔母夫婦に当たる。実の父であるユーレン・ヒビキも携わっていたコロニー・メンデルにおける遺伝子操作実験の結果生まれた、唯一とされる「最高のコーディネイター」(スーパーコーディネイター)の成功例である。ナチュラルであるカガリ・ユラ・アスハとは双子である(兄妹か姉弟かは不明。カガリは後者だと言い張っており、オーブ軍内等でも後者になっている)。

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第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦をはじめとする多々の活躍から、フリーダムの威名とその強さはザフト軍において伝説的になっている(伝説になったのはフリーダムの名で、キラの名はあまり伝わっていないという説もある[1])。小説版によるとオーブ軍やオーブの関係者は三隻同盟の関係者であった者や、カガリの弟という形で、キラの名は知られている。一部では「最強の戦士」の異名をとっている。

また、アークエンジェルが単艦行動していた際には、艦長であるマリューや指揮官として実績を持つバルトフェルドよりも、アークエンジェルの意思決定について中心にいることが多く、また周囲もそれを受け入れていた。後にオーブ軍に正式に編入された際に准将の階級を授かっている[2]。

劇中での活躍

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ザフト軍クルーゼ隊のヘリオポリス襲撃に際して、シェルターに避難する途中に出会った、カトー教授の客としてゼミに来たカガリと共に、秘密裏に製造されていたMSストライクを発見する。さらにその直後、ザフト軍のエリートパイロットになっていたかつての親友 アスラン・ザラと再会を果たす。キラはマリュー・ラミアスとストライクのコックピットに同乗するが、不慣れなマリューと操縦を代わり、ミゲル・アイマンの搭乗するジンと戦闘しながら未完成なOSを戦闘中のわずかな間に書き換えるという離れ業を見せ、見事これを撃退した。

その後、地球連合軍の最重要機密に触れた理由でカレッジの仲間と共に拘束されるが、その優秀なパイロット能力やナチュラルには扱いきれない水準にOSを書き換えてしまった経緯などから、人員不足のアークエンジェルにおける主戦力として、ストライクのパイロットを務める事になる。その時、戦闘から帰還中、ヘリオポリスの故障した救命ポッドを発見してアークエンジェルに持ち帰った際、そのポッドに乗っていたフレイ・アルスターと再会を果たす。自身もコーディネイターであるにも関わらず、同胞と戦うことに苦悩しながらも、MSパイロットとして目覚しい戦果を挙げ、6度目の出撃ではアークエンジェルの危機に際してSEEDに目醒め、その窮地を救った。

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この頃、ザフト軍の救助ポッドを回収した事で、アスランの婚約者であるラクス・クラインと出会っており、友人を守るために別の友人と戦わなければならない境遇を彼女に吐露している。また、淡い憧れを抱いていたフレイと約束したフレイの父であるジョージ・アルスターを守る事を果たせず死なせてしまい、フレイに「本気で戦っていない」と強く罵倒される。さらに自分の活躍に感謝してくれた避難民の少女の乗ったシャトルを目前で撃墜されるなどの出来事が重なり、キラの精神は大きく不安定になり始め、守るためには「敵」を撃たねばならない事を痛感する。

戦争を忌避する気持ちとは裏腹に、ただ一人MSが操縦できるキラが戦場で命を賭けるという苦しい状況が続く中、言い寄ってくるフレイの甘やかしにキラは縋る様になる。フレイは父を守れなかったキラとコーディネイターへの復讐のため、元婚約者であるサイとの関係を破棄し、キラを戦いに駆り立て結果殺そうと企てていたのであった。キラはその事実に気付かないまま、フレイとの利害の一致した真の愛情をともなわない関係に拍車をかけられるように、戦闘に没入していき、終いにはストライクのコクピットの中で生活するようになるまでになっていた。 地球へ降下した後、砂漠でゲリラ活動に身を投じていたカガリと再会する。ナチュラルでありながら、コーディネイターに対して差別の目を持たない気さくな彼女とのアークエンジェルでの生活により、序々にキラ本来の人格が取り戻されて行く。また、砂漠で戦闘を交えたザフト軍北アフリカ駐留部隊率いるアンドリュー・バルトフェルドとの邂逅を通じて、キラは再び敵を撃つためだけに戦い続ける事への疑問を抱くようになる。その後も戦闘は続き、ザラ隊を撃破しオーブに保護される。一方で、オーブではフレイとの関係を打ち切る。また、オーブへ潜伏していたアスラン本人へ変わらぬ友情を伝える。

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オーブを出た直後のオーブ近海における戦闘で、アスランを庇うため不意に飛び出してきたニコル・アマルフィのブリッツを大破させ撃墜してしまい、この一件によってアスランとの対立は決定的になる。そしてキラ自身も復讐に燃えるアスランとの死闘の最中、目前で友人 トールの乗るスカイグラスパーをアスランに撃墜されてしまい、怒りを爆発させる。両者は互いにSEEDを発動させ、激しい憎悪をぶつけ合うように壮絶な決闘を繰り広げた。戦いはアスランの自爆で決着し、アスランは脱出したがキラはMIA(戦闘中行方不明)になってしまう。オーブではカガリ達がキラの捜索に向かうが、大破したストライクの残骸を発見しただけでキラを見つける事は出来なかった。

その後、ロウ・ギュールによって救出され(マガジンZの漫画版では孤児が発見)、マルキオ導師の計らいでプラントのラクス邸に運ばれ、そこで目覚める。ラクスと語り合い、静かな時間が流れる中、様々な思いを巡らし、自分が何と戦わなければならないのかを模索する日々が続く。オペレーション・スピットブレイクの標的がアラスカの地球連合軍本部JOSH-A(ジョシュア)であることを知り、アークエンジェルの危機を思い愕然とするも、遂に戦争を終結させるために再び戦う事を決意し、ラクスの手引きでザフト軍の最新鋭MSフリーダムを奪取し、地球連合軍にもザフト軍にも属さない第三の立場で、終戦のために戦場に舞い戻った。また、この頃からキラは極力敵機のコクピットを狙わず、戦闘力のみを奪う戦い方をするようになる。

半ばブルーコスモスに掌握された地球連合軍のオーブ解放作戦の際にはフリーダムの破壊及びパイロット抹殺の命令を受けたアスランと共闘し、その後、アスランとの和解を果たす。アークエンジェルとクサナギの宇宙への発進時にはアスランのジャスティスと共に2艦を援護し、宇宙ではラクスの乗艦するエターナルをザフト軍の追撃から救う。その後、コロニー・メンデルでクルーゼにより自身が最高のコーディネーターと言われるスーパーコーディネイターだった出生の秘密を知らされる。

最終決戦となった第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、アスランと共にプラントへの核攻撃を防ぐ。クルーゼとの戦闘では、目前でフレイの乗艦する脱出艦を撃墜され、フレイを失う。クルーゼとの死闘の末、戦争の影の暗躍者であるクルーゼを見事に破った。だがキラは半壊したフリーダムのコクピットから投げ出され、「自分達の世界はなぜこんな所に来てしまったのか」と、生存の願いをこめてラクスから出撃間際に渡された彼女の両親の遺品である指輪をヘルメットの中で漂わせながら、涙を流しつつ宇宙空間を漂っていたところ、「ジェネシス」破壊を果たしたアスランとカガリに発見され、生還した。

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY

戦争が終わった後は、ラクスと共にオーブに帰り、近海の島でマルキオ導師と孤児達と共に日々を過ごし、島にある館ではマリューやバルトフェルド、母カリダとも一緒に暮らしていた。ザラ派残党によるテロ事件が起きた後、オーブに帰還していたアスランと再会。さらにシン・アスカとも邂逅を果たす。
その後、ラクスの命を狙う謎のコーディネイター部隊(放映終了後に旧ザラ派残党の特殊部隊と判明。デュランダルは知っていたが黙認)の襲撃に際し、ラクスたちを守るために再びフリーダムに乗ることを決意する。SEEDを発動させ全ての敵機を撃破。その後カガリとユウナ・ロマ・セイランの政略結婚の式が挙げられた際、オーブと地球連合の同盟締結をカガリの手紙から知ったキラはフリーダムで結婚式に闖入し、国家元首であるカガリをアークエンジェルに連れ去った。
世界の情勢を見守る中、ラクスの偽者であるミーア・キャンベルの存在を知り、先のラクス暗殺未遂と暗殺部隊が使用したMSはザフト製のMSであるのと合わせ、プラントの最高評議会議長であるギルバート・デュランダルに対し不信を抱くようになる。
その後、地球軍との条約によりオーブが戦争へと介入していくのを止めようとし、ミネルバと地球連合、オーブ同盟軍との戦闘に武力介入するようになる。ミネルバのタンホイザーを破壊し、シンのインパルスの右腕を切り落とし、アビス、ガイア、ハイネ・ヴェステンフルスのグフイグナイテッドの三機も撃破するなど、圧倒的な戦闘力を見せ付ける。そんな中、ザフトに再び入隊しカガリとアークエンジェルの行動に疑問を持ったアスランと再会するも、根本的な解決にならず、ただ混乱させるだけと批判を受けるがラクス暗殺の件でデュランダルに不信を持つキラとは話が噛み合わず、結果的に二人の間に確執を生んだままになってしまった。

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ラクスがプラントの様子を探るために宇宙に上ると言った時は、その身を心配して反対したが、最終的には強奪したシャトルを守った後にザフト基地に攻撃を加え宇宙へ上ることに協力している。 アスランとの確執はクレタ島海域での戦いの際にて一挙に表面化し、激怒したキラはSEEDを発動させ、アスランが搭乗するセイバーを大破させた。ベルリンでの戦闘時では、破壊をつくすステラが搭乗するデストロイを止めるべく出撃するが、ステラを説得すべく割って入ったシンとの間で小競り合いが起きてしまう。ステラも一度はシンの説得により戦闘を止めようとするが、フリーダムが視界に入ったことにより再び暴走、キラはデストロイを撃墜したのちベルリン強襲の指揮官であるネオ・ロアノークをアークエンジェルに匿う。
エンジェルダウン作戦ではキラはカガリをオーブへ届ける事を最優先とし、アークエンジェルを守るべくミネルバ隊と戦うことになる。レイの忠告通りインパルスの特性をフルに活用するシンに対して、防戦メインのキラは徐々に追い詰められ、遂にはインパルスの特攻によりフリーダムは大破。しかし、その瞬間フリーダムの原動力となる核エンジンの原子炉を封鎖したためコックピットは助かり、海中で辛うじてカガリに救助される。一方、アスランも、デュランダルへの疑念によりザフトから脱出をはかるが追撃に出たレイのレジェンドとシンのデスティニーに撃墜され重傷を負う。アークエンジェルの医務室でキラとアスランは再会し、今度こそ和解を果たしている。
宇宙でラクスのエターナルが危機に陥った時は、彼女を助けるべくストライクルージュで宇宙に上る。その時にラクスから新たな乗機となるストライクフリーダムを受け取り、追撃するザフト軍を全て退けエターナルを守り切った。その後間もなく開始されたザフトによるオーブ侵攻戦の最中、ラクスと共にオーブに降り立ち、シンのデスティニーに追い詰められていたカガリのアカツキの危機を救う。そこで再びシンと対峙し、激しい戦闘中エネルギー切れを起こしたデスティニーは退却する。また、レイのレジェンドとも互角に渡り合った。
オーブでの戦闘が終結すると、オーブ軍に正式編入され、キラはアークエンジェルクルーの中では最も高い階級である准将に昇格し、ラクスやアスラン達と共に再び宇宙に上がる。この時プラントは結果的に庇ったことになるジブリールによるレクイエムの攻撃を受け大きな被害を受けた。この惨状を目の当たりにしたキラ達はデュランダルと戦うことを決意する。月の自由都市コペルニクスにてラクスやアスラン、メイリン・ホークと束の間の休息の途中、ミーアに救いを求められ罠と知りながらも指定された場所へと赴き、待ち伏せしていた刺客に襲撃される。刺客はアスランが退けたもののミーアはラクスを庇って撃たれ、その場で彼女の最期を見届ける。

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最終決戦のメサイア攻防戦ではオーブ軍、ザフト軍クライン派と共に、ザフト軍の殆どの戦力を自らの元へ集結させたデュランダルへと挑む。戦闘の最中、立ち塞がるレイの中に、キラはクルーゼと同じものを感じ取る。クルーゼと同じ憎しみを向けてくるレイに対し応戦、レジェンドを撃破する。
その後、ザフト軍要塞「メサイア」に突入し、デュランダルと銃口を向け合う形で対峙し、互いの主張をぶつけあうことになる。両者は共に道を譲らなかったが、キラの言葉に心を動かされたレイがデュランダルを撃った。その場に現れたタリア・グラディスからマリューへの伝言を託され、キラは駆けつけたアスランと共に崩壊するメサイアから脱出した。

『FINAL PLUS』や『小説版』ではラクスと共にオーブへ訪れ、シンとオノゴロ島の慰霊碑にて再会、和解している。

メサイア戦終了後、オーブ軍准将に6階級超特進の上で任官し、同時にザフト軍白服の資格を与えられてプラントに渡っている。

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